【S9 最終25位】 鉢巻ウーラ軸

【S9 最終25位】 鉢巻ウーラ軸

 

 3度目の2桁をとることができました。暇神です。今期は最終1桁を目標にしていたので個人的には悔しい結果となりましたが、これから強くなっていくための振り返りとして記事を書いていきます。

 

[構築経緯]

 今ルールではBIG6などと呼ばれるディンカイサフゴパオウーラカミに一定の勝率を保たないと話にならない。そこでこの中から特に初手に来やすいディンルー、パオジアン、ウーラオスに初手互角以上に戦える鉢巻ウーラオスを軸にすることにした。

 次に一定数初手置きされるハバタクカミへの引き先、また初手テラバーストを撃ってくるパオジアンが多かったのでその引き先としてHBオボンヒードランを採用した。

 この2体では竜舞カイリューがきつくなってしまうので竜舞カイリューに強く崩しもできる眼鏡ハバタクカミを採用してこの3体を基本選出とした。

 上記3体では初手ウーラオスを置く展開しかできなかったので次は初手パオジアンに対して上から交代技でウーラオスを着地する動きができるスカーフ枠が欲しかったため威嚇を巻きながら対面操作ができるスカーフランドロスを採用。

 スカーフランドロスはウーラオスに不利をとってしまうため引き先としてゴツメカイリューを採用したかった。そこでどのよう型で使うか考えたところ上記4体ではキョジオーンやドヒドディンルー+カイリューの並びに勝ててなかったので身代わり竜舞飛行テラバのカイリューを採用した。

 最後の枠は今迄の5体ではツツミにテラスなしで勝てるのがカミしかいなかったため選出画面で圧をかけられるヒスイヌメルゴンを採用した。

 

[個体解説]

水ウーラオス@鉢巻

ふかしのこぶし テラス 水

175-182(252)-121(4)-x-80-163(252)

水流/インファ/アクジェ/トンボ

 この構築の軸。ほぼ全ての対戦で選出した。中盤までは耐久ぶりで採用していたが、パオジアンの草テラスには結局勝てずストレスをためていたことと、水流連打に水ラオスを死に出しから当たり前のように剣舞を積まれたり初手鉢巻ランドロスが飛行テラバを撃ってきたりコノヨザルがステロや命がけをしてくることが多く水テラス最速鉢巻が切られていると感じたため採用した。最終日には鉢巻ランドロスは当たらなかったが耐久ぶりのオオニューラや死に出しから積んでくる水ラオス、襷悪ラオスに対して上から水テラス水流連打でイージーをとってくれた。

 

ヒードラン@オボン

炎の体 テラス 妖

197(244)-111(4)-173(252)-151(4)-127(4)--87

火炎放射/ヘビボン/テラバ/鬼火

 主にパオジアンへの引き先兼カミの一貫切り。有利対面で後出しされるカイリューやウーラオス、地面枠に対して鬼火を入れられるのが強かった。最初は噴煙で採用していたが、Hに振った電気テラス剣舞ラムパオジアンが一定数おり対面負けてしまったので火力の出る放射で採用した。また、意外と構築で重いスカーフラオスに対してテラスを切らなくても5回触らせることができるため強く出られることもあった。テラバは水テラスカミやイーユイへの打点としてボディプレや地震、岩石の方がよかったと思う。

 

ハバタクカミ@眼鏡

古代活性 テラス 妖

157(212)-x-85(76)-182(84)-156(4)-172(132)

HB:+1カイリュー地震を乱数2個切って耐え

H:ツツミ意識でできるだけ高く

S:1舞114カイリュー抜き

C:あまり

ムンフォ/シャドボ/10万/滅び

 構築唯一の特殊アタッカー。レギュDにおいてこのポケモンは使い得だと思っているので軸として採用した。調整は多分弱いので変えた方がいいと思う。単純にウーラオスと攻めの補完が強いのが偉かった。滅びの歌はラス1カイリュー対こちらのドラン+カミとなったときにテラス鬼火から引き滅びでつめれるため採用。

 

ランドロス@スカーフ

威嚇 テラス 電気

165(4)-215(244)-111(4)-x-101(4)-143(252)

地震/テラバ/トンボ/いわなだれ

 パオジアンの上から動ける枠として採用した。テラスタルは飛行は警戒されて通らないと思ったため構築に不足している電気打点と対イダイトウに投げる理由付けとして電気。単純に威嚇を巻いてからとんぼ返りをするのが強かった。

 

カイリュー@ゴツメ

マルスケ テラス 飛行

197(244)-169-133(140)-x-120-116(124)

HB:キョジオーンの塩漬けを身代わりが最高乱数切り耐え

S:ミラー意識でできるだけ早く

 1舞で173以下の遅いカミを抜ける

テラバ/龍舞/身代わり/羽休め

 この型のカイリューはめちゃくちゃ強かったが採用したのが遅かったため練度が低く負けてしまうことが多かった。ゴツメと飛行テラバで多くのウーラオスに強く出れたりキョジオーンを起点にできたり(型がばれていると逆にTODで負けてしまうことがあるのが難点)ウェブタ、雪雪崩両採用以外のヘイラッシャに対して強引に割合で有利をとってから身が羽竜舞でTODする動きが本当に強かった。使うのが難しいカイリューだがうまく使えれば勝率を引き上げてくれるカイリューだと感じた。

 

ヌメルゴン@チョッキ

草食 テラス 虫

 187(252)-121(4)-121(4)-151(164)-199(84)-72(0)

調整は不明。ボックスにいたヌメルゴン

レイビ/10万/地震/ヘビボン

 最後の枠としてカミツツミに強いポケモンを使いたくて採用したがこのポケモンの強さに気づいたのが最後の2戦でそれまではカミツツミ両採用されている構築に投げていただけだった。もっとちゃんと考えて使うべきだったと思う。せめてドラテは採用すべきだった。

[重いポケモン]

正直重いポケモンが多すぎてやばいが特に重かったポケモン、並びを上げていく。

・ハバタクカミ

すべてのカミがやばい。悪タイプやノーマルがいないため眼鏡シャドボの一貫がやばいし水テラスされるとドランで見ることができないため安定した処理ルートがなかった。

・スカーフラオス

 カイリュー絡みの練度が低すぎてスピナー持ちへの対処ができてなかった。

・パオジアン+ディンルードヒドや毒テラキョジカイリュー+ツツミなど

パオジアンを安定してみるにはドランまたはランドロス+ウーラオスと投げないといけないがこれらを投げてツツミをケアするためにカミかヌメルゴンを投げると崩しができなくなるため安定して勝つことができなかった。最後に気づいたがランドヌメルゴンカイリューでパオが見れるならいけるかも。

 

[選出]

ラオスカミドラン

ツツミカミが両採用されていないパオカミウーラカイリューサフゴ@1のような構築に投げていた。襷地面テラバ髪は無理。

・ランドウーラカイリュー

ドランが刺さってなくカイリューを通すための選出。カイリューにテラスを切らないとなのでブエナ甘えるカミはきつい。

・ウーラヌメルゴンカミなど

パオジアンがいなくて特殊に厚い相手に対して投げていた。もう少しヌメルゴンを信じていればよかった。

 

[結果]

 

 目標の最終1桁どころか最終1桁チャレにも多分届いてない(8時時点の瞬間12位が最高レート)ので来期はいろんなポケモンに触って相手視点の択などをもっと理解できるように頑張っていきます。最後まで読んでいただきありがとうございました!