【S13 最終11位】スカーフウーラ始動カイリューサーフゴー

【S13 最終11位】スカーフウーラ始動カイリューサーフゴー

 レンタル消えていたみたいです。すみません。新しいレンタルG8569C

 

 今期11位をとることができました。暇神です。目標としていた1桁チャレでプレミして負けてしまいましたが、そのあと2勝して自己最高順位をとることができたので、記事を書いていきます。

 

[構築経緯]

 今期はいままでほとんど触れてこなかったスタンパを使い続けると決め、ゴツメを持った神速地震アンコール羽とスカーフを今期の序盤から使っていた。しかし、この2体ではパオジアンの処理方法が分からなかったのでサーフゴーの型を変えることにした。そこで、S11でりーさんが使っていたスカーフ水と眼鏡サーフゴーで使ってみたところこの3体で大体の構築と打ち合えることが分かったのでこの3体を軸とすることにした。

 ウーラサフゴを使っていて初手にスケショ地震を持ったカイリューが来るとこちら視点スケショと地震の択になってしまうのでこのカイリューを初手に出しにくい見た目枠としてを採用することにした。実際、2桁~3桁前半から潜った初手スケショカイリューにはサフゴ対面1度も地震を打たれなかった。ディンルーの型はキョジオーンや一定数居たディンルードヒドにカイリューサフゴと合わせて強く出れる毒テラスのステロ挑発型で採用した。

 5体目としてここまできつめなカミに強く、軸3体とサイクルを回せるポケモンとして、炎を採用することにした。技構成は、タイプ一致のツタこん棒、ウッドホーンカイリューに打つ岩石封じの3つを固定として、最後の枠は初手のディンルー展開に強く出れ、岩石封じと相性が良く、受けるのが難しい炎オーガポンに相手を引かせる力を持たせれるアンコールを採用した。

 オーガポンにアンコールを持たせるまで(採用したのが4日の5時くらい)中盤多かったアロキュウ+ウーラオスが大分きつかったり、サケブシッポ入りにサーフゴーから入ることを強制されるのが嫌だったので、アロキュウの役割対象として誘うに毒テラバーストを持たせてみると簡単に勝てるようになったため確実に上記2体をワンパンできて打ち分けができる珠を持たして採用した。

↓参考にさせていただいたりーさんの構築記事

【SVシリーズ11】真・BIG6(起)【最高最終2191 最終10位】 - ポケットモンスターはメリープの夢を見るか?

 

[個体解説]

採用順に書いていきます。

1. カイリュー@ゴツゴツメット テラス ノーマル

197(244)-204(252)-116(4)-x-121(4)-101(4)

神速/地震/アンコール/羽休め

 この構築の軸。1か月通して使い続けていた。このポケモンはいろんな人が記事で解説しているので理解度が低い僕から言うことはない。

 

2. サーフゴー@こだわり眼鏡 テラス ノーマル

175(100)-x-116(4)-189(148)-112(4)-136(252)

ゴールドラッシュ/シャドーボール/10万ボルト/トリック

 原案と同じ調整。初手のカイリューやガチグマに対してウーラオスの蜻蛉返りからゴールドラッシュを打っていく動きやカイリューのアンコールと合わせてブエナカミを流せたり、遅いウーラオスの上から高火力で殴れるのが強かった。テラスタルは最初鋼で使っていたが、サフゴが削れてカミのシャドボ圏内に入ってしまうと裏の2体がカミに強くないためしんどくなる展開が多かったのでこれを解消するためにノーマルとした。このノマテラがほとんど警戒されなかった(できなかった)ためめちゃくちゃ多くの不利展開を拾うことができた。これから増えても良いテラスだと思う。

 

3. 水ウーラオス@こだわりスカーフ テラス水

179(28)-192(196)-135(116)-x-81(4)-138(164)

S: 最速テツノツツミ抜き

A:H159-B117ハバタクカミに水テラス水流が乱数82.8%(特化でも乱数は変わらない)

HB:余り 特化カイリューの+1スケショ5回が乱数24%

特化パオのサイファン+不意が乱数15%

水流連打/インファイト/とんぼ返り/アイススピナー

 ほとんどの対戦で初手に投げてトンボを打っていた。カイリューサフゴでパオに勝てるビジョンが見えなかったので初めてちゃんと使ってみたが、初手の様子見+スイープが単純に強く、使いやすかった。ただ、水流でこだわって目の前の相手を突破するとカイリューの起点になってしまうのでなるべくウーラオスは場に残さないように注意しながら立ち回らないといけないのだけ難しかった。素早さをツツミ抜きまでしか降っていない理由はスカーフウーラミラーで下からトンボを打ちたかったのと、最速カイリューはスケショしかいなくウーラと対面するときにはS+2になっていることが多いと思ったためであるが、終盤になって電テラや飛行テラ、一部のワイドブレイカーを持った龍舞カイリューが最速やS138で採用されていたので調整があっていたかは諸説。

 

4. ディンルー@食べ残し テラス 毒

261(244)-131(4)-176(116)-x-108(60)-76(84)

S: 前期3位のディンルー+1

B:11n

D:あまり 

地震/カタストロフィ/ステルスロック/挑発

 構築経緯に書いたようにスケショ地震カイリューを初手に置かせないための見た目枠として採用した。技構成はミラーでステロを撒かせない、キョジオーンに自己再生を押させないための挑発、後続サポートのステロ、目の前の相手、交代両方に削りを行えるカタス、ドヒドイデやキョジオーン、キラフロル、カイリューサフゴできついパオジアンをできる限り削るための地震とした。テラスタルはドヒドやフロルに強い毒テラス。持ち物は主に選出するキョジオーンへの後出しができること、ディンルードヒドや受けループなど突破が難しい相手に数的有利だけでなく挑発、アンコール、カタストロフィを絡めた割合によるTODを有利に進められる残飯にした。ただ、選出に関しては最終盤のキョジオーン構築にスカーフウーラガン切り選出をされることが結構あったので対キョジオーン構築にはディンカイサフゴとウーラカイリューサーフゴー半々くらいで投げていたため最終日の選出率は低めだった。

 

5. 炎オーガポン@竈の面 テラス 炎

187(252)-157(20)-126(172)-x-117(4)-138(60)

HB: 特化カイリューのスケショ5回+神速が乱数8%

S: ミラー意識でサーフゴー抜き+1

ツタこん棒/ウッドホーン/岩石封じ/アンコール

 ここまでカミの一貫がきつかったのでカミの一貫を切るために入れたが、ほとんどウーラカイリューサーフゴーで投げていたためあまり選出できなかった。ずっと石化で使っていたがもっと違う構成を早めに試していればもっと信頼して選出できたかもしれない。

 

6. パオジアン@命の珠 テラス毒

155-189(252)-101(4)-x-85-187(252)

A:アロキュウ、シッポ、HB髪等を落とすために特化

氷柱落とし/鬱憤晴らし/テラバースト/氷の礫

 大晦日にこのパオを思いついてアロキュウやシッポなどをワンパンできたり、礫でトドロクツキを簡単に縛れたり、オーガポンをテラバで倒せるのが強いと思って採用したが、終盤になってアロキュウがメタられたためかメタ対象のアロキュウ、シッポにはほとんど当たらず、月に関しては最速鉢巻が増えたためむしろ不利になってしまったりと完全に向かい風だった。しかし、毒テラスが単純に耐性テラスとして優秀だったので普通の珠パオジアンとして選出することが結構あったり終盤何度かあたっていて勝てていなかったラウドハピカイリューと投げてくる相手に対してラウドボーンに妖テラスを切らせてから3タテしたりと普通の珠パオジアンにはできない仕事をしてくれたりしたので完全にミスな選択ではなかったと思う。

 

[基本選出]

・ウーラカイリューサーフゴー

普通の構築にはとりあえずこれで投げていた。炎ポンを信頼できれば選出の幅ももっと広がっていたと思う。

・ディンカイサフゴ

主に受け寄りの構築に投げた。また、パオが入っていない構築でディンルーが刺さっていた場合に投げていた。

 

[重いポケモン]

・裏からくる舞カイリュー

こいつが重いのはやばいのはわかっていたがスケショカイリューが登場してからこいつの安定した処理方法がマジでわからないためしょうがない。当たったら必死にダメ計して型を割り出していた。

・最速鉢巻トドロクツキ

スカーフウーラを投げていないと大分きつい

・コノヨザル

こいつの処理方法がサフゴしかないためきつい。選出画面にガチグマがいると初手から択になってしまうのが嫌だった。

グライオン入りの受けループ

グライオンに勝つ方法がパオかウーラで強引に持っていく、ディンカイサフゴで数的有利をとってカイリューのアンコでTODするしかなく、裏のハピラッシャの突破はディンルーかカイリューでいつも行っていたためこの2体をグライで見られると勝てない。ただ、炎ポンの練度を上げていれば炎ポンのアンコを絡めて勝てていたのかも。

・ウッウ

マジでこいつだけは当たったら諦めるレベルできつかった。対面の突破方法がパオでひるませるしかなく基本1体持ってかれてさらに裏にピカチュウ投げられるのでマジで無理だった。

 

[結果]

TN バイオレット 最終11位 レート 2162.819

TN オレンジ   最終98位 レート 2093.506

 

 今期は序盤はめちゃくちゃやる気があって潜っていたけど中盤に少しモチベーションが下がって、対戦数が減っていたことが今期1桁取れなかった敗因であった。とはいえ、S9では一度8時くらいに10位台前半に行っただけでそこからすぐに溶かしてしまったのに対して今期は8時以降はずっと10位台に居れたし、レート的には1桁チャレもあったので成長はしているといえるとは思う。とはいえ、些細なプレミが多かったので、次チャンスがあるときはもっと自分で納得できる構築を練度を上げて使えるようになりたいと思う。来季は潜れないのでS15で1桁をとれるように頑張ります! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【S9 最終25位】 鉢巻ウーラ軸

【S9 最終25位】 鉢巻ウーラ軸

 

 3度目の2桁をとることができました。暇神です。今期は最終1桁を目標にしていたので個人的には悔しい結果となりましたが、これから強くなっていくための振り返りとして記事を書いていきます。

 

[構築経緯]

 今ルールではBIG6などと呼ばれるディンカイサフゴパオウーラカミに一定の勝率を保たないと話にならない。そこでこの中から特に初手に来やすいディンルー、パオジアン、ウーラオスに初手互角以上に戦える鉢巻ウーラオスを軸にすることにした。

 次に一定数初手置きされるハバタクカミへの引き先、また初手テラバーストを撃ってくるパオジアンが多かったのでその引き先としてHBオボンヒードランを採用した。

 この2体では竜舞カイリューがきつくなってしまうので竜舞カイリューに強く崩しもできる眼鏡ハバタクカミを採用してこの3体を基本選出とした。

 上記3体では初手ウーラオスを置く展開しかできなかったので次は初手パオジアンに対して上から交代技でウーラオスを着地する動きができるスカーフ枠が欲しかったため威嚇を巻きながら対面操作ができるスカーフランドロスを採用。

 スカーフランドロスはウーラオスに不利をとってしまうため引き先としてゴツメカイリューを採用したかった。そこでどのよう型で使うか考えたところ上記4体ではキョジオーンやドヒドディンルー+カイリューの並びに勝ててなかったので身代わり竜舞飛行テラバのカイリューを採用した。

 最後の枠は今迄の5体ではツツミにテラスなしで勝てるのがカミしかいなかったため選出画面で圧をかけられるヒスイヌメルゴンを採用した。

 

[個体解説]

水ウーラオス@鉢巻

ふかしのこぶし テラス 水

175-182(252)-121(4)-x-80-163(252)

水流/インファ/アクジェ/トンボ

 この構築の軸。ほぼ全ての対戦で選出した。中盤までは耐久ぶりで採用していたが、パオジアンの草テラスには結局勝てずストレスをためていたことと、水流連打に水ラオスを死に出しから当たり前のように剣舞を積まれたり初手鉢巻ランドロスが飛行テラバを撃ってきたりコノヨザルがステロや命がけをしてくることが多く水テラス最速鉢巻が切られていると感じたため採用した。最終日には鉢巻ランドロスは当たらなかったが耐久ぶりのオオニューラや死に出しから積んでくる水ラオス、襷悪ラオスに対して上から水テラス水流連打でイージーをとってくれた。

 

ヒードラン@オボン

炎の体 テラス 妖

197(244)-111(4)-173(252)-151(4)-127(4)--87

火炎放射/ヘビボン/テラバ/鬼火

 主にパオジアンへの引き先兼カミの一貫切り。有利対面で後出しされるカイリューやウーラオス、地面枠に対して鬼火を入れられるのが強かった。最初は噴煙で採用していたが、Hに振った電気テラス剣舞ラムパオジアンが一定数おり対面負けてしまったので火力の出る放射で採用した。また、意外と構築で重いスカーフラオスに対してテラスを切らなくても5回触らせることができるため強く出られることもあった。テラバは水テラスカミやイーユイへの打点としてボディプレや地震、岩石の方がよかったと思う。

 

ハバタクカミ@眼鏡

古代活性 テラス 妖

157(212)-x-85(76)-182(84)-156(4)-172(132)

HB:+1カイリュー地震を乱数2個切って耐え

H:ツツミ意識でできるだけ高く

S:1舞114カイリュー抜き

C:あまり

ムンフォ/シャドボ/10万/滅び

 構築唯一の特殊アタッカー。レギュDにおいてこのポケモンは使い得だと思っているので軸として採用した。調整は多分弱いので変えた方がいいと思う。単純にウーラオスと攻めの補完が強いのが偉かった。滅びの歌はラス1カイリュー対こちらのドラン+カミとなったときにテラス鬼火から引き滅びでつめれるため採用。

 

ランドロス@スカーフ

威嚇 テラス 電気

165(4)-215(244)-111(4)-x-101(4)-143(252)

地震/テラバ/トンボ/いわなだれ

 パオジアンの上から動ける枠として採用した。テラスタルは飛行は警戒されて通らないと思ったため構築に不足している電気打点と対イダイトウに投げる理由付けとして電気。単純に威嚇を巻いてからとんぼ返りをするのが強かった。

 

カイリュー@ゴツメ

マルスケ テラス 飛行

197(244)-169-133(140)-x-120-116(124)

HB:キョジオーンの塩漬けを身代わりが最高乱数切り耐え

S:ミラー意識でできるだけ早く

 1舞で173以下の遅いカミを抜ける

テラバ/龍舞/身代わり/羽休め

 この型のカイリューはめちゃくちゃ強かったが採用したのが遅かったため練度が低く負けてしまうことが多かった。ゴツメと飛行テラバで多くのウーラオスに強く出れたりキョジオーンを起点にできたり(型がばれていると逆にTODで負けてしまうことがあるのが難点)ウェブタ、雪雪崩両採用以外のヘイラッシャに対して強引に割合で有利をとってから身が羽竜舞でTODする動きが本当に強かった。使うのが難しいカイリューだがうまく使えれば勝率を引き上げてくれるカイリューだと感じた。

 

ヌメルゴン@チョッキ

草食 テラス 虫

 187(252)-121(4)-121(4)-151(164)-199(84)-72(0)

調整は不明。ボックスにいたヌメルゴン

レイビ/10万/地震/ヘビボン

 最後の枠としてカミツツミに強いポケモンを使いたくて採用したがこのポケモンの強さに気づいたのが最後の2戦でそれまではカミツツミ両採用されている構築に投げていただけだった。もっとちゃんと考えて使うべきだったと思う。せめてドラテは採用すべきだった。

[重いポケモン]

正直重いポケモンが多すぎてやばいが特に重かったポケモン、並びを上げていく。

・ハバタクカミ

すべてのカミがやばい。悪タイプやノーマルがいないため眼鏡シャドボの一貫がやばいし水テラスされるとドランで見ることができないため安定した処理ルートがなかった。

・スカーフラオス

 カイリュー絡みの練度が低すぎてスピナー持ちへの対処ができてなかった。

・パオジアン+ディンルードヒドや毒テラキョジカイリュー+ツツミなど

パオジアンを安定してみるにはドランまたはランドロス+ウーラオスと投げないといけないがこれらを投げてツツミをケアするためにカミかヌメルゴンを投げると崩しができなくなるため安定して勝つことができなかった。最後に気づいたがランドヌメルゴンカイリューでパオが見れるならいけるかも。

 

[選出]

ラオスカミドラン

ツツミカミが両採用されていないパオカミウーラカイリューサフゴ@1のような構築に投げていた。襷地面テラバ髪は無理。

・ランドウーラカイリュー

ドランが刺さってなくカイリューを通すための選出。カイリューにテラスを切らないとなのでブエナ甘えるカミはきつい。

・ウーラヌメルゴンカミなど

パオジアンがいなくて特殊に厚い相手に対して投げていた。もう少しヌメルゴンを信じていればよかった。

 

[結果]

 

 目標の最終1桁どころか最終1桁チャレにも多分届いてない(8時時点の瞬間12位が最高レート)ので来期はいろんなポケモンに触って相手視点の択などをもっと理解できるように頑張っていきます。最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

 

パオジアン+ゴツメドクガ

[S7最終41位 最終レート2044 最高レート2058]

パオジアン+ゴツメドクガ

 今シーズン2度目の最終2桁をとれました。暇神です。自分の中で今期はあまり自信のない構築ですがメモとして残しておきます。テツノドクガだけは強かったのでそこだけでも読んでいただけると嬉しいです。

 

[構築経緯]

 前期に引き続き鉢巻パオジアンを軸として採用。初手パオジアンで圧をかけた後にサイクルを回してパオジアンでスイープする動きを目指した。

 次に、初手パオジアンが不利をとるパオジアン、ミミッキュ、ハバカミなどの引き先となれる枠としてとんぼ返りのあるゴツメドクガを採用。

 上の2体では裏から出てくるブエナカミ、イーユイ、カイリューなどがきつかったので鋼テラススカーフガブリアスを軸として採用した。

 上の3体ではディンルー展開に勝てないので裏の選出としてチオンジェンを軸とした構築を作りたかったので使い慣れたチオンカイナを採用。

 ここまで神速の一貫があったので前期使っていた眼鏡カミを採用した。

 下の3体は後述するチオンジェン軸がうまく組めず適当に放り込んだポケモンなので完成度は低い。

 

[個体解説]

パオジアン@鉢巻

災いの剣 テラス 悪

陽気AS

つらら/砕く/聖剣/礫

 

構築の軸。有利対面をとったときの破壊性能が高いので持ち物は鉢巻。裏のドクガで相手のパオジアンやカミの襷が割れるので最速。テラスタルガブリアスの炎テラス、鋼テラスが爆増していたのでこれらにテラスを切らせつつ無償突破できる悪テラスで採用した。技は氷技、砕くは確定で最速にしているのでパオジアンへの打点となる聖剣、安定して打てる先制技の礫とした。氷技は脳死でつららを採用したが意地と違い陽気の場合明確に乱数が変わる相手が存在しないのとこだわっているため命中不安を押したくないのでスピナーの方がよかったかもしれない。

 

テツノドクガ@ゴツメ

クオークチャージ テラス フェアリー

179(188)-81(0)-109(228)-178(12)-131(4)-140(76)

S:準速ミミッキュ抜かれで一番役に立ちそうな準速87族抜き

HB:あまり 陽気パオジアンのつらら+砕くは確定耐え

オーバーヒート/ヘドロウェーブ/とんぼがえり/アシッドボム

 

あまりにもパオジアンと相性の良かったゴツメ枠。自分の順位が低いので声を大にして言うことはできないが、レギュC最強のドクガだと思っている。パオミラーで飛んでくる技は普通の人なら聖剣or妖テラバ、最悪でもつららなので1回受けだしが安定する。(初手ゴツメドクガを使っている人はいたが、悪テラ鉢巻のケアができていないのに対して初手パオジアンと組むことで安定度が格段に上がると思う。)ヘイラッシャにひかれたとしても無振りウェーブタックルは耐えるので対面突破して有利に展開することができる。また、初手ミミッキュにもじゃれに後出し→下からトンボ返りでパオジアン着地ができるので相手からしたら出し勝ちでもこちら視点からは安定した処理ルートが見えていて強かった。技構成は毒打点のヘドウェ、対面操作技のとんぼ返りは確定で炎打点は構築にチオンジェンがいる影響で負け展開だと思っていたらラス1サーフゴーということが多々あったので一撃で飛ばせるオーバーヒート、ウルガモスや瞑想髪に勝ちに行けるアシッドボムとした。正直今期記事を書くつもりはなかったがこのドクガを紹介したいためだけに書いている。

 

ガブリアス@スカーフ

サメ肌 テラス 鋼

意地AS

じしん/逆鱗/アイアンヘッド/ステロ

 

基本選出のテラス枠。上記2体できつかったイーユイをはじめ、カミ、襷を削ったパオジアン、龍舞を積んだカイリューなどに対してテラス込みで強い枠として採用した。ステロはイーユイカイリューみたいな並びに安定択として打っていた。チオンジェンと組んでいるガブリアスは鉢巻が多いので(チョッキ枠はカイナで予想されるため)パオジアンの型の誤認を狙えるのも偉かった。

 

チオンジェン@残飯

災いのお札 テラス 水

腕白HB 

はたき/宿り木/守る/みがわり

普通のHBチオンジェン。ディンルーラッシャのような並びに対して強く出れるのが良かった。あとは構築的にブエナワダチが重かったがまわりを少し削ったあとこいつでTODできるのが偉かった。

 

テツノカイナ@チョッキ

クオークチャージ テラス 炎

生意気AD

ドレパン/ボルチェン/地震/ヘビボン

Dに厚いカイナ。ヘイラッシャが増えていたので最遅で採用。テラスはカミ、ミミ、イーユイなどに強く出れる炎。

 

ハバタクカミ@眼鏡

古代活性 テラス 妖

149(148)-x-91(124)-187(116)-156(4)-170(116)

前期と同じ調整。カイリューに鉢巻じしんなんて一度も打たれなかったのでもっとCSに寄せるか耐久に振ったほうが良かったと思う。

ムンフォ/シャドボ/ジェム/十万

高火力眼鏡が欲しかったのと、神速の一貫を切りたかったので入ってきたポケモン。ブエナの瞑想身代わりと悩みながら使っていたが、正直どちらもしっくりとくるポケモンではなかった。ただ、使用感に反して選出機会は少なくなかったので結果としては悪くなかったと思う。

 

[軸3体と強そうだと思っていたチオンジェン]

 自分の中で机上論最強だと思っていたチオンジェンを紹介する。一応終盤前に使ってレート2030(当時6位)までは上げれたチオンジェンなのでうまく使えれば強かったと思う。

テラス 炎

調整 177(132)-x-133(100)-118(20)-156(4)-134(252)

S:最速

C:H244, D4振りのサーフゴーをカタストロフィ+炎テラバで確定で落とせる。

余りHB

技構成 テラバ/カタス/宿り木/身代わり

 

 最速チオンジェンである。自分の考えていた強みとして、

・ディンルーラッシャに強い

・ディンルー+サーフゴーに対して初手宿り木→サーフゴーに交換読みカタストロフィ→上から炎テラバによる奇襲

・終盤増えていたチオンジェンをはめる身代わりカイリューやアンコールカイリューの上から動ける。

キノガッサに対して炎テラバで襷まで削る→こちらがテラスしたので胞子を打ってくるのに合わして上から身代わりを張り身代わりを残した状態でガッサを突破するなど。

没になった理由としては、やはり鉢巻カイリューの増加である。対鉢巻カイリューにおいて上から動いたとしても守るがないのでHPがじり貧となっていき対面突破されてしまう。

また、対ディンルーラッシャにおいて出てくるチオンジェン対策に必ずテラスを切ってしまい、相手はこちらの宿り木が外れるまで交代し続ければよい(普通のHBチオンジェンであれば炎でもある程度HPを確保していれば一回外したくらいでは負けないがこのチオンジェンではHBの約1.5倍ダメージが入る+守るがないのでのでこちらが1回でも技を外すときつくなってしまうのがネック)でうまくまとめられなかった。ただ、強い部分はチオンジェン欲張りセットのような感じなので紹介することにした。

 

[重かったポケモン]

キノガッサ

 チオンジェンをうまくまとめることができず重いポケモンとなった。安定した処理ルートがチオンジェンからドクガ引きでゴツメを触らせるくらいしかなく2体の選出を強制+引かれるとチオンジェンのテラスが縛られるためほぼ負けていた。なので初手パオジアンを投げてマッパorテラスタネマお祈りでドクガ引きしか勝てなかった。

・テツノツツミ+鋼テラス龍舞カイリュー

 そもそもツツミに勝てるのがカイナ・カミくらいしかいないのに加えてこの2体が鋼テラスカイリューの起点になるのでだいぶきつかった。

・毒テラス以外のディンルー

こちらもチオンジェンをうまくまとめられなかったので安定して勝つことができなかった。チオンジェンが選出画面にいたことで出てこないことも多々あったが出てきた試合は大分きつかった。あと、パオジアンディンルー対面テラス切らないのはさすがに犯罪なのでやめてください...

 

[選出]

パオドクガ@1

ほとんどの試合はこのならびで投げていたと思う。ステロが痛いが、ディンルー以外は大体勝てる。

チオンカイナ+カミ、パオ

チオンをメインで通しに行くときの選出。

 

[Special Thanks]

毎日配信をしてくれたレブロンさんと応援してくれたリスナーの皆さん

構築の相談などに乗ってくれたこころさん(最終日あたって負けましたが...)

応援をくださったフォロワーの皆さん

ありがとうございました!

 

 今期は構築を詰めようと考えていた最後の土日に一生最速チオンジェンを使っていて構築をまとめることができなかったのと序盤にアルセウスや剣盾にこもって対戦をほとんどやっていなかったので目標に届かなくて当然かなと思っています。S8はいろいろあってガチでやらないと決めているのでS9で目標である最終1桁をとれるよう頑張っていきます。最後まで読んでいただいた方々ありがとうございました!

 

 

 

 

 

チオンカイナ+対面

【S6最終16位 レート2125】

チオンカイナ対面

 

↑のチオンジェンはイカサマの流用だったのでA0だったがカミのムンフォなど考えると王冠使った方が強いので新しいレンタル 40PC7B

 

皆さん初めまして暇神と申します。今期初めて最終2桁をとれたので構築記事を書きました。初めて書くので至らない点などあるかもしれませんがぜひ読んでみてください。質問や改善点などがあれば以下のtwitterアカウントにDMかリプください!新しい発見が欲しいので順位関係なく意見いただけると嬉しいです。よろしくおねがいします!

Twitter  https://twitter.com/4kPYn4Ft3DQXt1U

 

【構築経緯】

前期の構築記事を読んでいたところ、たなけーさんの記事でサーフゴーにテラスを切らせたら眼鏡カミが一貫しやすいとありこれが自分の中でしっくりときたので、サーフゴーを呼びつつカタストロフィで削りができるチオンジェン+チョッキ枠+眼鏡カミを軸にすることにした。

 チョッキ枠の候補はイーユイ、ディンルー、カイナがいたがツツミを受けられること、テラスを切ったサーフゴーに打点を持てること、チオンジェンの炎テラスと合わせてこだわりイーユイに気持ち強そうなことを評価してテツノカイナを採用した。

この3体ではガブリアスやイダイナキバなど地面タイプが重かったので、これらを上から縛れ、対面性能、スイープ性能が高い礫持ちの妖テラス鉢巻パオジアンを採用。

 この4体では髪のムンフォに受け出せるポケモンがいないこと、チオンジェンミラーに困っていたこと、イルカマンなどの水物理アタッカーがきつかったのでこれらを対策できそうな水テラス、みがわり持ちのエナジードクガを採用。

 最後の枠は、本当ならカイリュー、アマガなどの浮いてるポケモンが適していると思ったが、自分ではうまく使えないと思ったので対面駒として優秀な珠ミミッキュを最後の枠とした。

参考にさせてもらったたなけーさんの記事

https://tanakpoke.hatenablog.com/entry/2023/05/01/114124

【コンセプト】

チオンをカイナで補助しながら全体を削り、カミ、パオ、ミミで詰める。

チオン対策として出てくる弱いポケモンを対面選出で倒す。

 

【個体解説】

チオンジェン@食べ残し

災いのお札  テラス 炎

 

192(252)-94-147(212)-115-177(44)-90

H:16n(ぶっぱ)

D:最初は11nの176で採用していたが臆病眼鏡カミのシャドボの乱数が変わるため177

B:あまり

 

テラバースト/カタストロフィ/宿り木/守る

 

パオジアンのつらら半減かつ、弱点をとられない、カイナが受からない髪をごまかせる、炎技が半減になる炎テラスで採用。技構成はカタス、宿り木、守るまで確定として最終日前日までイカサマで使っていたが、初手鉢巻パオの削りが甘く逃げられて一貫を作られて負けることが多かったのでパオの礫圏内まで1ターンで削ることのできるテラバーストを採用した。

 

テツノカイナ@チョッキ

クオークチャージ テラス 炎

 

229-192(252)-128-x-128(228)-74(28)

D:臆病眼鏡ツツミのドロポン+テラスドロポンを乱数10%くらい切り耐え

A:ぶっぱ

S:あまり

 

ドレパン/ワイボ/じしん/冷凍パンチ

 

カミ以外の主な特殊アタッカーを基本受けれるチョッキ枠。技はタイプ一致のワイボ、ドレパン、サーフゴーへの打点としての地震、ディンルー、カイリュー両方に通る打点として冷凍パンチで採用。カイナは意地で採用されることが多いと思うが、こいつが眼鏡ツツミに負けられるとそのまま全ポケモンドロポンで貫かれて負けてしまうので慎重で採用した。テラスタルはラス1ミミ、カミ、イーユイなどと対面したときに逆転できる炎テラス。

 

ハバタクカミ@眼鏡

古代活性 テラス妖

 

149(148)-x-91(124)-187(116)-156(4)-170(116)

HB:カイリューの鉢巻じしん最高乱数切り耐え

HD:臆病眼鏡カミのテラスムンフォや控え目イーユイのオーバーヒートをいい感じの乱数で耐え

S:ガブ抜き

C:11n

 

ムンフォ/シャドボ/10万/滅び

 

高速特殊枠。Sを削っているのでミラーがきつかったが、対カイリューに対しては一番強い型だと思い採用した。中盤まではカミの通りがよくイージーwinを量産していたが、終盤は眼鏡が増えたこともあり通りはそこまでよくなかった。しかし、ムンフォによる制圧力と高い耐久によって自分より遅いポケモンには軒並み強かった。特に構築的にロトムが重かったのでロトムに強く出れるのが偉かった。

・パオジアン@こだわり鉢巻

災いの剣 テラス 妖

 

155-180(188)-109(68)-x-85-187(252)

S:ぶっぱ

B:ディンルーの地震2耐え

A:あまり

 

つらら/砕く/テラバ/礫

 

今環境の最強ポケモン。個人的には採用しない理由がないと思っている。持ち物は相手に高速高火力を押し付けられる鉢巻。ミラーに強く出れる妖テラス・準速で採用。先制技は詰め筋が分かりやすく、チオンジェンが呼ぶ草、構築的に重い地面に弱点をつける礫にした。サイクル下で有利対面を作り裏を受からなくしてサイクル崩壊させたり、最後に投げて高いsや高火力先制技を生かした縛り性能、初手に投げられる対面性能すべてを兼ね備えていて本当に強かった。

 

テツノドクガ@ブーストエナジー

クオークチャージ テラス 水

 

177(172)-x-101(164)-177(4)-133(20)-149(148)

HB:チオンジェンのイカサマを身代わりが確定耐え

  陽気ミミッキュのシャドクロ急所に当たらなければ2耐え

HD:無振りロトムのボルチェンを身代わりが最高乱数切り耐え

S:準速ミミッキュ抜き

 

炎舞/ヘドウェ/テラバ/身代わり

 

主にチオン軸、チオンを投げたくないキョジオーン入り、カミ、ミミが入っている構築への対面選出、イルカ、マリルリなど水の高火力物理入りに対して主に投げる。終盤数を増やしていたドヒドイデに対しても、黒きりをきっている人が多かったので、こいつを起点に身代わりを残しながらcを無限に上げて突破できることも多く、選出機会は多くはなかったが選出すると活躍することが多かった。

ミミッキュ@命の珠

化けの皮 テラス 妖

 

131(4)-156(252)-100-x-125-148(252)

 

じゃれ/シャドクロ/影打ち/剣舞

 

 チオンジェンを使う上で相手の積みの起点にされてしまったときにある程度切り返しがきくポケモンが必要であると感じたのでラス1に投げて強く、先制技があり、相手の積みも関係なく動くことができるミミッキュを採用した。意図していなかったが、今環境にいる地面勢はミミに弱いポケモンが多かったのでそこも強かった。

 

【重いポケモン

・ガブや牙、セグなどの高火力地面

特にスカーフやエナジーでSを上げられるとほとんど負けていた。

・身代わり瞑想を持ったハバタクカミ

チオンジェンが起点にされてしまうのできつかった

・クエスパトラやオニゴーリなどの積みポケモン

対策がカミの滅びくらいしかないので早めに展開されるときつかった。

マリルリ、ウェーニバルなどの水技以外も強いウェポンがある物理水。

そもそも水物理に強く出られるのがテラスを切ったドクガ、化けの皮のあるミミッキュくらいしかいないのでドクガに打点のある水物理が特に重かった。

ミミッキュ

最終日前日にチオンジェンのウェポンをイカサマからテラバに変えたことにより剣舞ミミッキュに対する切り返しができなくなってしまったため1番選出率が高かったチオンカイナカミの並びを使っていてきついポケモンになってしまった。この構築の1番の欠陥。

 

【選出】

・チオンカイナ+パオorカミorミミ

パオディンルーカイリューサーフゴーのような一般的な構築やキョジオーン入りに主に投げる。

・パオジアンミミッキュ+1

対面的な選出がしたいときの選出

主にパオジアンにテラスを切ることになるのでチオンジェンはあまり投げなかった。

・テツノドクガ+2

主にチオン軸、チオンがキツそうなキョジオーン軸、イルカ入り、マリルリ入りに投げる。

相手のカイリューや一緒に組まれそうなガブなどがきつくなりがちなのでそれらに削りを入れられるパオジアンやカミとともに投げる。

 

最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。正直、僕がカイリューやアーマーガアなどを使うのを避けてきたため練度が低く採用できなかったこと、チオンジェンのウェポンを変えた後に1日で構築を改良する技量が僕になかったことで、欠陥が多く、使いにくい構築となってしまいました。それでも最終2桁前半をとれた構築なので、この構築をうまく改良できればさらに上の順位を狙えると思っています。来期の参考にしていただけると幸いです。